万年筆のインクが出ない原因と対処法とは?正しい使い方やおすすめブランドを紹介!

万年筆を使っていくと、ある日突然、文字がかすれたりインクが出なくなった経験はありませんか?

その原因の多くは、ペン先に残ったインクが固まってしまった事によるものが多いんです。

お気に入りの万年筆を見つけても、インクが出ない!なんてことになったら、とても残念ですよね。

インクが出ない多くの原因は少しのケアで、必ず治ります!

万年筆のケア方法やペン先などの特徴がわかってくると、自分に合った一品を欲しくなってきますよ。

一度使うと手放せなくなる万年筆には、深い魅力が詰まっているんですよね♪

初めて万年筆を使ってみたい方へのおすすめはこちらから >>>>>

万年筆のインクが出ない!書けない原因と対処法を解説

インクが出ない原因は大きく分けて2つあります。

1,インクが渇いてペン先に固まる

2,ペン先が損傷している

インクが出ない原因のほとんどは、長い時間万年筆を使用しなかったり、キャップを閉めずに放置したことによる乾きです。

インクの乾きによって出なくなったとき

インクがかすれたり、出なくなったときにはペン先に渇いて固まったインクを洗浄します。

画像出典:セーラー公式ページ

・胴軸とカートリッジを外す

・水を入れたコップにペン先をそっと入れ、一晩放置する

・水道水で洗浄し、渇いたタオルでやさしく拭く

インクの種類には乾燥気味のタイプと流れやすいタイプがあります。

インクを選ぶときには、好みのインクを探すのも楽しみの一つです!

ペン先の破損によってインクが出なくなったとき

万年筆は複雑な設計になっているため、落下などでペン先が損傷した場合は内部まで歪んでしまっている可能性があります。

見た目では分かりづらいので、購入した店舗や万年筆の修理業者に出しましょう。

初心者は万年筆を持つ角度(少し斜めに寝かせて書く)や、筆圧の強さでペン先への負担がかかりすぎることがあります。

ペン先だけの交換で対応できる場合もありますが、慣れない間は修理に出したほうが良いと思います。

万年筆のインクの入れ方は簡単!初心者にもできる!

万年筆のインクには3種類のタイプがありますが、よく目にするのはカートリッジ式ですよね。

カートリッジ式には「取り付けが簡単」なメリットと「インクの減りが早い」というデメリットがあります。

最近の万年筆はカートリッジ式とコンバーター式の両用タイプが多いですよね。

カートリッジ式とコンバーター式

カーリッジ式カートリッジ式タイプは、胴軸を外してカートリッジを取り替えます。

インクの減りが早いので常に予備を持つようにする

カートリッジは比較的インクの色の種類が少なく、また、万年筆に合ったカートリッジが必要になります。

コンバーター式カートリッジより多くのインクが入る

ペン先からインクを吸い上げる

インクを吸い上げた後はペン先についたインクを拭き取る

コンバーター式はペン先をインクの中に入れて吸い上げていくので、インクで汚れが周りにつかないように注意してください。

コンバーター式に使うインクの種類はたくさん発売されています。

万年筆といえばブルーブラックの色が特徴的ですが、他の色も試してみたくなります♪

1000円前後で販売されている万年筆もあるので、色を分けて何本か持つ方もいらっしゃいます。

カートリッジ式とコンバーター式両用タイプが今は主流です。

吸引式のインクタイプは、万年筆に内蔵されているのでそのままペン先から吸引していきます。

最も古いインクの補充方式で歴史ある有名ブランドの多くが吸引式を採用しています。

手間や手入れが必要なタイプが多いですし、この吸引式を採用している万年筆は高価なものが多いです。

いつか持ちたい憧れの万年筆です♪

万年筆のおすすめブランドは日本製?海外製?

代表的なブランドは誰でも一度は耳にしたことのある老舗メーカーをおすすめします。

【日本製】パイロットセーラープラチナ
【海外製】モンブラン(ドイツ)ペリカン(ドイツ)パーカー(イギリス)ラミー(ドイツ)

プレゼントにも自分仕様にもおすすめなブランドですが、まずは1万円までの予算で選んでみてください!

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まとめ

  • 万年筆のインクが出ない原因は乾きによるものがほとんど
  • ペン先の破損による場合は修理に出したほうが良い
  • ペン先を一晩水につけておくと、改善することが多い
  • インクの補充はカートリッジ式・コンバーター式・吸引式の3種類がある

私は日々、バーチカルノートをつけていますが万年筆で書いてみたいな…から万年筆を購入しました。

初めはペンと同じような感覚で使用していましたが、筆圧が強くペンを持つ指先が汚れるほどインクが漏れてしまいました(笑)

使っていくうちに、色を楽しむため安い価格帯の万年筆が増えてきました。

いつか、一種使えるような一本を購入したいと思っています。