盛り塩って何?作り方や置き場所を詳しく解説!お清めした後の捨て方や盛り塩の深い意味も紹介!

よそのお宅に伺った際、盛り塩が置いてあるのを見た事ってありますよね?

盛り塩は家をお清めするために、正しい作り方や置き場所などが古来より伝わってきた神聖なものです。

では、どんな種類のお塩をどんな作り方で置き場所はどこが正解なのでしょう?

今では盛り塩をキレイに作るための陶器が100均でも手軽に買えるようになりましたね。

私はただ山盛りにしていたお塩を、100均のグッズで三角にきれいに盛るようになりましたし作り方も簡単です♪

この記事では、使う塩や置き場所、捨て方などをまとめてあります。

穏やかに過ごす我が家を盛り塩の力で浄化していきましょう!

盛り塩の作り方や置き場所は古来から伝わる意味がある!

盛り塩は、奈良時代から平安時代にはすでにあったとされていますが明確ではないようです。

古事記には「伊邪那美命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から(死者の国)から帰還した際、海水で体を清めた」と書いてあります。

塩は清め、浄化するという考えが古くからあったのですね。

盛り塩の作り方は何が正しい?

神様にお供えする品々は、山盛りにするのが良しとされていることから先端が尖った形に繋がったようです。

一般的な作り方は三角錐や円錐、八角錐の形に作ることが多いですね。

風水でも八角錐の形は良縁があるとされ、厄除けの他に商売繁盛にも繋がるとされています。

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角がない円錐の形にする方も多く、主に厄除けや浄化の効果があります。

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もみじ

私は近所の100均(セリア)で三角錐のアイテムを買いましたよ!

*自分で山盛りにする *三角錐にする *八角錐にする *円錐にする

どんな形の作り方でも大丈夫です!

 

盛り塩の置き場所って決まりがあるの?

方位から見ると、盛り塩の置き場所は表鬼門や裏鬼門、東西南北に置くのが基本となります。

でも、方位磁石を使って明確に家の中心や各方位を割り出していくのは難しいですよね。

家の外観の四隅などを置き場所にすることもできますが、賃貸やマンションではこれも難しいです。

邪気払いや浄化の意味から、家の中に盛り塩を置くのが一般的です。

【玄関】 邪気を入れない (両側に対に2個置き結界をはる)

【キッチン】 凶である火気と水気がある

【トイレ】 水気と汚物があるためどこにあっても凶になる

【お風呂場】 凶である火気と水気がある

【子供部屋】 子供は風水の影響出やすいとされているため
もみじ

うちは玄関が狭くて一つしか置いてないわ…置き場所を考え直さないとだめね。

トイレに置いてはいけないものは何?の記事はこちらから >>>>>>

盛り塩の器や塩の種類は決まりがあるの?

神聖な盛り塩は、何か特別なものではならないのかな?と考えてしまいます。

白い八角形の器に神社から賜った塩を盛り付けるのが良いとされていますが、神社のお塩はなかなか身近ではないですよね。

盛り塩の器に決まりはない

盛り塩の器としては、丸や八角形の形をした白いお皿が売られていますよね。

丸や八角形は、どの方位からもまんべんなくという意味合いがあり、白色は汚れがないという意味合いがあります。

もみじ

今は丸くて白いお皿を使っているけど、最初はお醤油の小皿を使っていたわ♪

100均でも手軽に買えるので、白いお皿の器を揃えるのが無難です。

盛り塩に使う塩の種類にも決まりはない

神社から賜るお塩が、無論一番良いと思うのですがそれはなかなか大変です。

形を整えるのに化学調味料の塩はサラサラしていて不向きです。

スーパーでも手軽に買えるあら塩の種類がおすすめです。

塩の種類はたくさんあるので、あら塩であればどれでも大丈夫です!

あら塩は程よい水分があって、きれいな形を維持するのにも向いていますよ♪

盛り塩の捨て方がわからない!お清めした後どうする?

家の中を浄化しお清めした盛り塩は、捨て方にとても悩みました。何が正解かがわからずにいました。

もみじ

私は家中の盛り塩を集めて、家の周り一周に撒いているわ!

本来は、川などに流すのが正しいらしい捨て方なのですが今は規制があります。

「お清めしていただきありがとうございました。」と思いを込めて、水に流したり可燃ごみとして処分します。

家中をお清めできたとの感謝を込めれば、捨て方に特に決まりはありません。

交換時期は、一般的に1日と15日に付き2回が理想的ですが新月と満月や、月に1回の方もいらっしゃいます。

盛り塩を神棚に供える!お酒との位置は?

自宅に神棚を祀るときは、ホームセンターなどで購入しますよね?

すべてがセットで販売されていますし、説明書も入っているのでそのとおりに設置することができます。

購入したら、氏神神社(住んでいる地域で一番近い神社)から神職をお呼びして、神棚清祓い(きよはらい)という儀式を行っていただいてください。

神棚は家内安全や無病息災、商売繁盛などを願って備えますが、神様をお迎えするという意味ではしっかりとした心構えが必要だなと思います。

画像提供:静岡木工

神棚に備えた水やお酒、米などは盛り塩と同じように感謝の気持ちを込めて処分します。

お酒やお水は流しても差し障りないですが、お米は可燃ごみとして処分するほうが今の環境に合っていますね。

お酒もお米も特別なものでなく、ご自宅で使っているもので構いません。

盛り塩は間違えると危ない?怖い?は本当なの?

盛り塩は家を浄化し悪い気が停滞しないように、置くものです。

3点だけ気をつけると、盛り塩が危ないとか怖いなどということはありません。

注意すべき3点
【1】盛り塩は天然塩を使う
【2】盛り塩を備える時刻は悪霊がさまよう丑三つ時は避ける
【3】盛り塩を置く場所は常に清潔にしておく

この3点を注意するだけで盛り塩が危ないとか怖いといった事を危惧する必要はありません。

神聖な儀式ととらえて、家を浄化し幸せを呼び込んでください。

まとめ

  • 盛り塩はアイテムを使った作り方だと簡単にきれいに仕上がる
  • 盛り塩の置き場所は水回りや火気などに置く
  • 盛り塩に使う器や塩の種類は特に決まりはない
  • 神棚を祀る際には注意点が必要
  • 盛り塩を置くときは3点だけ注意する

私は毎月1日と15日に水や火を使うところ、息子の部屋に盛り塩を置いています。

残念ながら玄関は1つしか置いていませんが、両側2個を対に置くことを知りました。

正しく設置して家を浄化してお清めしたいと思います。