数珠はお葬式に必要?持ち方やどんな数珠が良いのかわからない!数珠の疑問を解決!
お葬式に参列すると数珠を持っている方と持っていない方がいますよね。
数珠は必ずしも持たなくてはならないものではありません。
まずは「数珠」は何のために使われているかを知ることが大切だと思っています。
常識だから…とか、みんな持っているから…という考えで持つべきではないと考えます。
数珠には正しい扱い方や持ち方があります。そして、たとえ家族でも共有することは避けたほうが良いと言われています。
そんな大切な数珠だったら、どんなものを選んだら良いのかも迷ってしまいますよね。
この記事では、数珠の大きさや玉の素材から選べるように紹介しています!
目次
数珠の意味やお葬式での持ち方の疑問を解消!
数珠とは、もともと念仏やお経を唱えるときに回数を数えられるために用いられていました。
数珠は玉と玉を繋いでいる紐(観音菩薩)に、108の玉(煩悩)を通していますが、間には4つの玉(四天王)を配置しています。
菩薩の世界と結び、自身のお守りとしても身につけられてきました。
数珠はお葬式に持っていくべき?
数珠を持つ意味は、自らを清め仏様にお祈りを捧げる架け橋だと考えられています。
必ず持たなければならないものではありませんが、社会人になったら持ってほしいと思います。
我が家では、子供が社会人になる際に数珠の意味を伝えて持たせました。
数珠を持ったら、お通夜・お葬式・法事などの際には使用してみてください!
数珠の持ち方にはルールがある!
宗派によって持ち方にはルールがあるのですが、ここでは一般的な持ち方を紹介していきます。
数珠は、房を下にして左手の親指と人差し指の間にかけ、右手を添えて参拝します。
108玉の長い数珠の場合は、二重にして左手に掛けます。
移動するときは左手で房を下にして持つのが一般的です。
お焼香の直前にカバンやポケットから出す方がいますが、それはNGです。会場についたらすぐに持ちましょう!
数珠の女性用と男性用の違いの疑問を解消!
私は108玉の長い数珠を持っていますが、略式数珠(片手数珠)を持っている方のほうが圧倒的に多いですよね。
玉数は18玉から54玉のものまであるんですよ!
数珠の大きさはどれを選ぶ?
玉数 | 大きさ | |
54玉 | 108玉の半分 | |
27玉 | 108玉の1/4 | |
36玉 | 108玉の1/3 | |
22玉 | 男性:10㍉〜18㍉ 女性:6㍉〜8㍉ | 一般的な略式数珠 |
20玉 | 男性:10㍉〜18㍉ 女性:6㍉〜8㍉ | 一般的な略式数珠 |
18玉 | 男性:10㍉〜18㍉ 女性:6㍉〜8㍉ | 一般的な略式数珠 |
上記の表の中でも22玉の数珠が、多くの方が持たれている大きさになりますが、玉の大きさは好みによって変わってきます。
数珠の玉の素材:男性用のおすすめ
男性用は、黒檀・縞黒檀・紫檀がおすすめです。
黒檀の数珠のおすすめはこちら ⇊
縞黒檀の数珠のおすすめはこちら ⇊
紫檀の数珠のおすすめはこちら ⇊
数珠の玉の素材:女性用のおすすめ
女性用は、紫水晶・水晶・翡翠がおすすめです。
紫水晶の数珠のおすすめはこちら ⇊
水晶の数珠のおすすめはこちら ⇊
翡翠の数珠のおすすめはこちら ⇊
数珠が切れた!何か意味があるの?修理はどうしよう?
数珠が切れると「縁起が悪い」という方と「縁起がいい」という方がいますよね。
どちらも昔からある迷信ですが、捉え方の違いによって良くも悪くも考えられるということなんです。
数珠が切れる意味をどう捉える?
数珠だけではなく、靴紐が切れる・鼻緒が切れるなども昔から良くないことの前触れとして意味合いをもって使われることがあります。
反面、悪い事が自分に起きる前に代わってくれたなど縁起のいい意味合いも持っているんですよね。
数珠が切れるのは、玉の中を通している紐が劣化し切れるだけなのです。
それでも数珠が切れるというのは気分的には、あまり良くないですよね。
そんな時は、「悪い事が自分に起きる前に代わってくれた」と思いましょう♪
数珠の修理はどこに持っていく?
修理で多いのは、房が取れてしまった・玉がばらばらになってしまったなどです。
数珠は、お近くの仏具店で修理ができます。
玉が不足してしまったり、房を紛失してしまっても相談に応じてくれるので是非持ち込んでみてください!
まとめ
- 数珠は自身を清め、仏様との架け橋になる
- 数珠は葬儀のときに必ずしも持っていなくても良い
- 数珠は、たとえ家族でも共有は控えたほうが良い
- 数珠は略式数珠と言われる片手数珠を持っている方が多い
- 数珠が切れると縁起が悪いといことはない
私は高校入学の際、108玉の数珠を親からプレゼントしていただきました。
神棚や仏壇に手を合わせる際、必ず身につけて合掌していました。
無宗教ですが、自宅がお寺の参道の入り口にあるのでお寺との繋がりが深いからなのでしょう。
これから購入を考えている方が、大切に扱っていける数珠が見つかると良いなと思います。
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